コスプレのイベントにはコミックマーケット(コミケ)やワンダーフェスティバル(ワンフェス)などの世界的な大きなイベントがありますが、コスプレ初心者の方はこのような大きなイベントは避けた方が無難です。全国からたくさんの人が集まるため、すごい人の群れでかなり過酷です。このようなイベントでは、初めのうちはコスプレに参加するのではなく、見ることを目的に行くといいでしょう。凝った衣装のコスプレイヤーがたくさん参加しますので、勉強にもなります。


コスプレイヤーにとって、イベントに参加することが大きな目標となっています。イベントについてご紹介します。


☆イベントの種類について


1. コスプレイベント


「コスイベ」は純粋な「コスプレのためだけの集まり」になります。主催の母体は様々ですが、コスプレ衣装のショップやカメラマンの集いや撮影同好会が主催したり、遊園地などが場所と日程を定め、いくらかの参加料を徴収する形で運営しているものが多いようです。


2. 同人誌即売会


「同人誌即売会」とは、同人誌を、もっぱら作者本人、もしくはその個人的知り合いが直接イベント会場に持ち込んで展示・販売している催しの事です。


即売する催しですが、コスプレのための広場があったり、あるいは お茶会やイラストボードオークション、MADの上映会があったり、大規模なイベントでは企業のブースを設けたり、正規の中古グッズの販売も行ったりと、同人イベントごとに様々な趣向を凝らしたものも見かけます。


3. コスプレ撮影会


コスプレイヤーやカメラマンが主体となって行う小規模の撮影会です。ロケーションのいい場所で撮影したり、撮影用のスタジオを借りて開催されます。


4. コスプレダンスパーティー


コスプレダンスパーティーとは、参加者がコスプレをして参加し、ディスコやクラブあるいはレンタルホールや公民館等の会場でアニメソングやゲームソング、ユーロビートやハイパーテクノをはじめとするダンスミュージックなど、さまざまなジャンルの楽曲で踊るイベントのことです。


参加者の中にはコスプレダンパ、また単にダンパ等と省略して呼ばれています。現在もコスプレイベントの一要素として定着しており、ダンスパーティー単独での開催は全盛期からは減ったものの、コスプレイベント開催時にダンスパーティーのフロアを用意している主催者も存在します。


関東有名会場は晴海客船ターミナルホールや、ムーブ町屋、東京ドームシティアトラクションズ(ジオポリス)等です。他地方でも様々な場所で行っています。


☆参加するイベントのチェックポイント


参加するイベントについては、「交通の便がよいか」と「快適に参加できる環境か」を確認するといいでしょう。


どのような交通機関が使えるのか事前に調べておきましょう。最寄駅から遠い場合はタクシーが利用できるか確認しておくと当日安心して参加できます。


コスプレのイベントでは大きな荷物を持っていかないといけません。環境については判断が難しいですが、荷物の預かりサービスがあるか、更衣室やコスプレのスペースが狭くないか、撮影スペースがあるかなど事前に調べておくと不快な思いをしなくて済みます。